【県内美術館・記念館めぐり】 行ってみんね、来てみんね〜(29)

 ツシマヤマネコと対馬の自然を紹介               

対馬野生生物保護センター

環境省九州地方環境事務所 対馬自然保護官事務所       
対馬野生生物保護センター
 吉岡 清香

 対馬野生生物保護センターは、平成9年8月(1997年)に対馬の希少野生動物保護の拠点として設立された、環境省・長崎県・対馬市が共同で運営している施設です。
 館内の展示室では、絶滅の危機に瀕しているツシマヤマネコを中心とした対馬の自然に関する解説やツシマヤマネコの保護の取り組みを紹介しています。
 展示は「生物多様性とは」「ツシマヤマネコについて」「ツシマヤマネコに会いに行こう!」「ツシマヤマネコと対馬の自然、暮らしの関わり」「保護・増殖活動の取り組み」「ラウンジ」の6つの項目に分かれています。
 また、福岡市動物園で生まれたツシマヤマネコ「福馬」の展示を行っており、野生ではなかなか見ることの出来ないツシマヤマネコを間近で観察できます。さらに、ツシマヤマネコのエサとなるアカネズミ、ヒメネズミ、ウナギなどの展示も行っています。
 ラウンジには絵本やクイズ、ぬりえ、消しゴムで作ったツシマヤマネコの判子など、小さなお子様が遊べるスペースもあります。是非、ご家族でお越しください。
 詳しくは対馬野生生物保護センターのHP(http://kyushu.env.go.jp/twcc/)をご覧ください。