戦後も、高度成長期に入り、古い物は、惜しげもなく壊され、捨てられていきました。
　「我々の先祖は、汗を流し、知恵を出し、苦労をし、頑張って生きてきた。戦争もあった」。
　それらのことを、次の子どもたちへ引き継がないでいいのかな。いや、知らせよう。
　「物が語ってくれる」。捨てられる物を残そうと、収集を始めて30年。数多くの方々の心からなるご厚意に感謝し、平成元年に開館しました。

【郷土史料館　４つのコーナー】
［歴史］
　島原藩士屋敷図、市川泰朴、島原の乱、島原大変など

［民具・民俗］
　あかりの歴史、商家の帳場、衣食住の日用品、医療器具

［教育］
　寺子屋本から昭和までの教科書、卒業証書、教具

［戦争の記録］
　戦時下の日用品、配給切符、防空頭巾など、永井博士色紙

〜小学４年生『今と昔のくらし』学習より〜
○昔はね　ごはんをたくの　４時起きだ
○史料館　ちえやくふうが　おいてある
○物運び　馬が走って　移動する
○ぼくは戦争はいやだ　と思います
　など頂きました。

■開館時間：9時30分〜17時（土日曜、祝日のみ開館）

■休館日：平日

■観覧料：一般３００（２００）円、小中高生50円　※（　）内は30名以上の団体割引料金

■駐車場：無料（武家屋敷駐車場利用）

■住所：島原市城西中の丁２０３４　　�пEFax０９５７（６３）１２５５